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八王子市有形文化財南町山車改修工事(平成24年8月)

2012.09.01

1857(安政4) 年の墨書のある応神天皇の山車人形(昭和20年の空襲で焼失)の岩座が残されている。
現在の山車は、1902(明治35)年ころ、町総代の高野吉兵衛などの発起により、旧の山車を模して再建されたと伝えられる。
棟梁は小町小三郎(1862~1945)、彫工は二代目小松光重(1883 ~1967)。
この山車は八王子型一本柱後ろ建て人形山車で、内輪四つ車で、据輪構造による前梶自在方式の山車であり、前部囃台と後部楽屋の二間構成で、組物は皿斗付き出三斗で内部は二重虹梁蛙股で棟木を受け、屋根中央部から後部にかけて棟木が分けられ、一本柱後建て形式の遺構を残している。

正面

側面
(3寸程前上がりの状態である)

背面
工事にさきがけ安全祈願祭を挙行しました。
平成24年8月11日

 
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