大報恩寺本堂(国宝)
鎌倉時代初期承久3年(1221年)創建された。
本堂は1227年上棟である事が判明している。
通称千本釈迦堂とも言いおかめ伝説でも有名である。
柱の隅延びが顕著である
向拝の繋虹梁を省きすっきりとしたプロポーションである
入母屋妻壁部分のサス組古式の清楚な気品がある
浜縁束は円柱である
向拝斗組は出三斗と古式な手挟である。肘木は向拝のみ面取りを施し規律のある仕様である
正面の蔀戸
内陣と外陣 境には、格子戸及び菱形欄間で納めるのが中世密教寺院の特徴でもある。
外陣天井は化粧屋根裏と組入天井内