2020.08.25
白山神社創建の年代は詳でありませんが、御神体として祀られている木像の神像七躯は遠く平安時代(1180年)に遡る作と評されて居ります。
古い時代より神前において五穀豊穣・家運の隆昌・子孫の繁栄が祈願されていたものであることが理解されます。
近代に入りましては江戸時代の初期元和四年(1618)霜月十日と録された当社の棟札には柚木領落合村を支配していた八王子代官小宮山八兵衛助為が大旦那となって東福寺別当僧圓能に村人が助力して加賀・白山大権現の神霊を勧請した次第が明らかにされて居ります。
造り:本殿・拝殿一体構造の権現造り